御殿場市
富士山を西に望む御殿場の宮家別荘
市指定文化財秩父宮記念公園母屋(旧秩父宮御殿場御別邸)


全景/茅葺屋根の名主の民家が移築・改装されて、御別邸になりました。春になると玄関前のしだれ桜が見事に咲き誇ります
リビングルーム/英国調に改装されたリビングルームには、レンガで造られた暖炉が備えられています。英国製のカーテンや家具が取り揃えられ、書斎や食堂としても使用されました
秩父宮記念公園
秩父宮記念公園は、秩父宮家の御殿場御別邸が、妃殿下の遺言により御殿場市に寄贈されて、開園された公園です。
旧御別邸の建築
庭園奥の小高い場所に建つのが、茅葺屋根の御別邸の建物です。御殿場市深沢の名主小宮山家の主屋として、江戸時代中期に建てられた民家ですが、元大蔵大臣井上準之助の別荘として当地に移築され、その後、秩父宮御別邸となりました。 土間部分は、暖炉を備えた英国調の「リビングリーム」に改装し、囲炉裏がある「炉の間」、富士山を望む座敷「西の間」へと続いています。


額入りの富士山
「西の間」からは、庭園越しに富士山を望むことができます。登山を好まれた秩父宮殿下は、障子を開いて四季折々の富士山を楽しまれたと想像されます。
四季折々の花が楽しめる庭園と茅葺屋根の旧御別邸の見学ができます。
名称 | 秩父宮記念公園母屋(旧秩父宮御殿場御別邸)〈ちちぶのみやきねんこうえんおもや(きゅうちちぶのみやごてんばごべってい)〉 | ||
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概要 | 【別荘】木造平家建、入母屋造り、茅葺 | ||
年代 | 1723(享保8)年、1927(昭和2)年移築 | ||
電話番号 | 秩父宮記念公園/0550-82-5110 | ||
所在地 | 御殿場市東田中1507-7 | 定休日 | 第3月曜 (祝日の場合は翌日) |
営業時間 | 9:00〜16:30 (6〜8月は17:30まで) |
駐車場 | 80台(200円/回) |
料金 | 入園料大人300円、小・中学生150円 | ||
アクセス | 公共交通機関:御殿場駅より無料送迎バスで約10分 車:御殿場ICから南東に約1㎞、約3分 |
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ホームページ | http://chichibunomiya.jp/ |