下田市
下田のなまこ壁と伊豆石の町並み
下田の街並み


雑忠(さいちゅう)全景/廻船問屋を営んでいた鈴木家「雑忠」の屋敷には、下田の町家の特徴である、なまこ壁と伊豆石の建物が並んでいます。側面には見事ななまこ壁が連なり、蔵や塀には伊豆石も用いられています
平滑川沿いの町並み/了仙寺とペリー艦隊上陸地を結ぶ道のりには、近代の下田を代表する町並みが残っています
開港場
1854(嘉永7)年に日米和親条約が締結されると、下田は開港場となり、ペリー提督の艦隊「黒船」が来航しました。了仙寺が日米交渉の場となり、下田条約も追加締結されました。ペリー提督の上陸地から了仙寺までの平滑(ひらなめ)川沿いの道のりは、ペリーロードと呼ばれています。
下田の町並み
ペリー提督が入航した年に、安政の東海地震による津波が下田の町を襲い、大きな被害を受けました。そのため、安政以降の建物が多く、密集した下田の町は、防火的な伊豆石となまこ壁で造られた建物が並ぶ特徴的な町です。


安直楼(あんちょくろう)
安直楼は、米国総領事ハリスに仕えた「唐人お吉(とうじんおきち)」が、1882(明治15)年から料亭を営んだ木造2階建の建物で、江戸時代末期に建てられました。正面のなまこ壁に細かい格子を並べた姿が特徴的です。※内部非公開
なまこ壁と伊豆石の下田の町並みを散策しよう。※町家の内部は非公開です。
名称 | 下田の町並み(しもだのまちなみ) | ||
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概要 | 【町並】木造 | ||
年代 | 江戸末期〜昭和初期 | ||
電話番号 | 旧澤村邸/0558-25-4600 | ||
所在地 | 下田市3丁目16-10 | 定休日 | 水曜 |
営業時間 | 10:00~16:00 | 駐車場 | なし |
料金 | 無料 | ||
アクセス | 公共交通機関:伊豆急下田駅より旧澤村邸まで約1㎞、徒歩15分 車:沼津ICから南に約80㎞、約140分 |
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