伊豆市
『伊豆の踊子』の舞台、天城街道の旅館建築
湯本館


玄関/川端康成執筆の宿「湯本館」です
「川端さん」/川端康成『伊豆の踊子』執筆の間です。四畳半の小さな空間は、存在感あるコブ付の床柱と傘状の天井によって独特の空間に仕上げられています
伊豆の踊子
『伊豆の踊子』は、天城湯ヶ島から下田までの踊子と「私」の旅路を描いた川端康成(かわばたやすなり)の小説です。1918(大正7)年、19歳の康成がはじめての伊豆旅行で訪れた福田家と湯本館が作品に登場します。
湯本館
湯本館は、天城湯ヶ島の狩野(かの)川沿いに建つ温泉旅館です。川端康成が『伊豆の踊子』を執筆したほか、多くの文豪が訪れました。玄関には踊子の踊りを見た階段が現われます。康成執筆の部屋は、2階の四畳半「川端さん」ですが、渓流沿いに並ぶ客室「山桜」を好んで滞在しました。
川端康成の『伊豆の踊子』執筆の部屋「川端さん」や「資料館」の見学ができ、日帰り温泉も楽しめます。客室「山桜」には宿泊することができます。
名称 | 湯本館(ゆもとかん) | ||
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概要 | 【旅館】木造2階建、桟瓦葺 | ||
年代 | 1908(明治38)年 | ||
電話番号 | 湯本館/0558-85-1028 | ||
所在地 | 伊豆市湯ヶ島1656-1 | 定休日 | − |
営業時間 | 12:00〜15:00 | 駐車場 | 10台 |
料金 | 入館料300円、入浴料800円(入浴時間はお問い合わせください) | ||
アクセス | 公共交通機関:修善寺駅より車で約20分 車:沼津ICから南に約36㎞、約60分 |
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ホームページ | http://www.yumotokan-izu.jp/ |